2010年01月10日

米軍基地に隣接する小学校の移転に反対した、基地反対の市民団体

 昭和の歴史を知ると歪んだ日本人がよく存在します。言い方を変えれば、自分の欲の為に人の犠牲を無理強いさせる人です。
 
 今よく耳にする沖縄県宜野湾市にあるアメリカ合衆国軍普天間基地。普天間基地のすぐ横には小学校があるそうです。昭和四十四年(1969年)学校の南側フェンスが基地と隣接するように、普天間第二小学校(http://www.ginowan-okn.ed.jp/~hpfutenma2-e/)が建設されています。

 沖縄が日本国に復帰する三年前です。

 昭和五十七年(1982年)頃、その小学校グラウンドフェンスから二百メートルの所に米軍ヘリが不時着、炎上します。自分の子どもが通う小学校から二百メートルで軍用ヘリ炎上ですから、いつ小学校にへりが落ちてくるかもしれない不安は当たり前の感情ですし、子を持つ親として子どもが通う小学校に米軍機が落ちる可能性がもっと低い場所へ移転して欲しいと望むのは当たり前の事です。
 そして当時の宜野湾市長はその声に答え、代替え地を探します。しかい見つからず、直接米軍に交渉します。県や国ではなく、市が直接アメリカ軍隊と交渉した結果、約1キロ離れた米軍家族用の軍用地のうち八千坪を校舎用に日本に返還することが決まり、防衛施設庁との協議で移転費用も確保したとのことです。
 地方自治体の首長に過ぎない市長さんが、米軍と話をつけ学校建設地を確保し、防衛庁と話をつけ建設費用を確保と、市長が結果を出す沖縄の現実の凄さです。
 市長の努力で、小学生が毎日通う小学校へのヘリ墜落の脅威から軽減されるはずだった普天間第二小学校小学校。

 実際は移転出来ませんでした。

 その理由は、米軍基地反対運動をする市民団体の反対運動だったそうです。

 「移転は基地の固定化につながる」
 「命をはってでも反対する」

 市民団体の方はそう言って、普天間第二小学校移転を猛烈に反対し、移転は出来ず、普天間第二小学校の生徒と父兄は学校のグラウンドフェンスの向こうはアメリカという状態を続ける事になります。

 そしてまた、普天間第二小学校が移転する話になります。平成元年(1989年)、老朽化のためコンクリート片が落ちてくるようになり、子ども達が怪我をする可能性があると再び移転の計画が持ち上がります。しかしこの時も基地反対派の市民団体は「移転せずに現在の場所で改築すべきだ」と移転に反対します。

 産経msnニュースには(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100109/plc1001092327012-n2.htm)当時市議だった安次富修前衆院議員(53)が「反対派は基地の危険性を訴えていたのだから真っ先に移転を考えるべきだったが、基地と隣り合わせでもいいということだった」と話したと記事にあります。

 この普天間第二小学校、学校グラウンドフェンスと米軍基地が隣接という現状から、沖縄における基地反対運動の象徴だったそうです。基地反対運動をする市民団体の方は、普天間第二小学校の子ども達の危険性を無くすより、反対運動の象徴が無くなるのが困ると考えているのでしょうか。沖縄の宜野湾に住む沖縄県民のために、基地反対運動しているのではない事は確かです。


 普天間第二小学校のホームページ(http://www.ginowan-okn.ed.jp/~hpfutenma2-e/)を開くと冒頭で

 『宜野湾市立普天間第二小学校は、宜野湾市の北、国道58号線と国道330号線を結ぶ県道81号線の中ほどにあります。学校の東側には普天間三叉路があり、その周辺に普天間神宮や商店街などが立ち並んでいます。南側は米軍普天間飛行場とフェンス越しに向かい合っています。そのため、輸送機、ヘリコプターの騒音や、墜落の危険にさらされているといえます』

とあります。日本一危険な小学校といっても良いのかもしれません。


 命に関わる問題に毎日子どもがさらされる沖縄の現実。そして、それ知らない本土の人達。この話は、沖縄の人は良く知る話だそうです。

 市民団体が沖縄県の方なのか、本土の方なのか記事からは理解できません。市民団体といわれる方に、本当の沖縄の方は思ったより少ないように思っています。

 当時反対された市民運動の方は、今どうしているのか、誰なのか、とても知りたいと思います。



posted by 五十鈴屋こと井上龍夫 at 07:50 | Comment(29) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
沖縄は、アメリカ軍基地であるべし。
日本において沖縄は、有事の際の第一線であるべし。
沖縄は基地があるから沖縄県となる。
沖縄は犠牲を持して存在すべし。
沖縄はアメリカからの甘い汁をすえ。
それが沖縄だ。


深澤

電話:0544-24-1191
住所:静岡県富士宮市星山85-181
Posted by 深澤 at 2010年06月05日 22:05
はじめまして深澤様。

 拙いブログに書き込み有難うございます。

 それは真理です。

 沖縄が日本でなくなればどうなるか。それはみんな考えていませんね。 
Posted by 郁朗 at 2010年06月06日 09:35
普天間基地の詳細地図を見て吃驚しました。フエンスの横に小学校、しかも運動場は400メートルも離れた場所、まさしくイヤガラセそのものの学校です。これで騒音被害を主張する権利など全く有りません。マスコミはこのことを一切報道していません。しかも移転はイヤだとか。それならば、文句を言わず、此処に居座れば結構です。
大阪の伊丹空港も、これに近い悪質な運動で莫大な税金が浪費され、今となって廃止反対を叫んでいます。日本は救われません。
Posted by 本多英五郎 at 2010年07月23日 07:04
 本多様。

 沖縄は本土防衛のためと、満足な戦力も無く沖縄戦に突入しました。集団自決があった渡嘉敷島の戦力などベニヤの船で爆弾詰んで生きて帰らぬ実質特攻部隊でした。その頃の日本人であれば、アメリカが来れば国民総出で戦う覚悟です。それは沖縄だけに限りません。
 そんな事実さえ、今の日本人の多くが知らないことが問題なのです。沖縄も、誰かに頼らなければ満足に生活できない島です。
 そんな事実を利用する沖縄に住む日本人と沖縄人、事実を知らない本土に住む日本人、それぞれが事実を正確に把握し、これからどうするかを話さなければいけません。

 私はまず、平和を掲げてそれを利用する沖縄に住む日本人をどうにかするのが第一歩だと思っています。それをするには、本土に住む日本人が事実を正確に知ることから始まると思っています。


 またお越しください。
Posted by 郁朗 at 2010年07月23日 09:44
普天間第二小学校のコトがテレビで放映されていたので、
いろいろと調べてみたくなり、ココにたどり着きました。たぶん、
利権だとかいろんなややこしいモノが絡みあってしまって
いるんでしょう。
子どもの安全を第一にみんなが考えていれば、結果は違って
いたかもしれないと思うと、やりきれないですね。
Posted by もけもけ at 2010年09月05日 23:09
 初めまして、もけもけ様。

 普天間第二小学校の事を多くの本土に住む人が知ることになれば日本は変わると思います。
 沖縄県と在沖縄アメリカ軍が協力して、小学校を移転出来るところまでこぎついたのに、それに反対する日本人がいたのです。
 口では「平和、平和」と叫んでいる人が、沖縄の子どもの安全より、自分の主義を押し通したのです。

 そんな事で平和は絶対訪れないと思います。

 またご来場下さい。

 
Posted by 郁朗 at 2010年09月06日 08:07
普天間第二小学校卒業の者です。
ちょうど6年生の時、新校舎建て替えがあり、新しい校舎で一番最初に卒業しました。

今も、我が家の上空を普天間基地を離着陸する航空機の爆音をききながら書き込みをしております。
このサイトを始め、多くの内地の方が心配をして下さるというのは大変嬉しく思います。

私は沖縄県民ですが、沖縄の文化・風習には沖縄に生まれてよかったなあと感じますが、反面現在の沖縄県人には大変失望しております。

政治屋は、選挙運動では毎年『普天間基地』『基地移設』を道具として票を集めるが、正直、住む者から言わせれば米軍ヘリが落ちてくることよりも、飲酒検挙数、離婚率、家庭内暴力、未婚女性の出産率、女性一人当たりの出産数、性病、未熟児、精神障害者、就職率、学力の低さ、国際情勢に置かれた沖縄県の立場役割の認識の低さ、全国ワースト1の現実の方がよっぽど実被害が致命的だと思います。
だから反対派が小学校移設反対という低俗な考え方がまかり通ってしまっちゃうような県になったんでしょう。

にわとりの卵と一緒でもはや親がわるいのか子が悪いのか、県政が悪いのか県民がわるいのか、負のサイクルまっただ中です。
ここは頼もしい日本国のリーダーにビシっとなんとか活をいれていただき、沖縄の明るい未来を差し示していただければ幸いですが…
国政もそれどころではないようですし。

ただ、たしかに街のド真ん中に航空基地があるのは危険ですから、小学校を移転させようが、街のどこかに落っこちたら結局、悲劇に変わりはないので、やはり基地を移転させることが望ましいと思います。
そして移転先は県内のレンジ2?か辺野古が望ましいと思います。

沖縄の米軍の戦力を減少させて、北や、中国に調子に乗られる方がはるかに恐ろしいと思いますよ。
あいつらは太平洋戦争等、日本に恨みがあるようなので。。。
そうなると沖縄だけの問題ではなく、日本、アジア太平洋一帯の平和そのものが揺るぎかねません。

たかが一海兵隊基地なのでどの程度影響するかはしりませんが、もし沖縄が米軍を抱えることが、国防につながるというなら、それは47都道府県唯一沖縄にしかできない国防の形ですから、日本国の一部であるというならば、抱えるべきだと思います。

まあ、非常に頭がよく、才能に満ち溢れた人材がわんさかいるなら、そんな危険なものを置いておくのは考えものですが、それ以外に何を日本国に提供できるのでしょうか。。。

そのかわり、日本と米軍の双方から可愛がってもらいながら、お小遣いをいただいて公共工事、福祉、教育、企業誘致等財政に尽力し、またこれほどアメリカが近い状況を逆手にとって、語学力強化等に結び付け、国際社会に立ち向かえる人材、社会を沖縄から作っていくくらいの前向きさがあれば、みんながハッピー、アジア太平洋一帯がハッピーになるわけです。

沖縄県は自県のおかれた立場、可能性、将来をよく検討し、県民生活を豊かにしていく県政を切に願います…
また、沖縄の情勢を見守られている内地の方々にも、大変感謝いたします。


※大変読みづらい長い文章・内容で申し訳なく思いますm(__)m
何分、書き込みをするのは初めてですので…

Posted by 大城 at 2011年03月10日 14:07
 大城様、コメント頂き心より感謝いたします。

 シマの事については、もっともっと書きたいことがたくさんあります。
 鉄の暴風を受け、銃剣とブルドーザー、命がけの本土復帰、そして少し歪んだ平和を掲げての運動、そしてそれに対して全くの無知と言っていい本土の方々、沖縄の新聞にある歪んだ報道と言論統制と言ってもいい沖縄の実際、
 
 そんな沖縄について私が書くことはとても躊躇します。

 前回沖縄が大好きだという親戚と訪れた時は、ひめゆりの塔までは多くの観光客がいるのに、平和の礎は全く人がいなかった現実に、まだまだシマの人と本土の人の距離は遠いと実感しました。
 まずは事実を正しく知り、それを知ってからこそ初めてシマと本土の距離が近くなるとは思うのですが、、、、
 
 >正直、住む者から言わせれば米軍ヘリが落ちてくることよりも、飲酒検挙数、離婚率、家庭内暴力、未婚女性の出産率、女性一人当たりの出産数、性病、未熟児、精神障害者、就職率、学力の低さ、国際情勢に置かれた沖縄県の立場役割の認識の低さ、全国ワースト1の現実の方がよっぽど実被害が致命的だと思います。

 そうなんです。後自殺される方の数の多さもですね、、、

 原因はと考えると、全ての始まりは大東亜戦争で、身をもって身近に切実に経験した沖縄の方と、本土の方で距離があるのは当然で仕方が無いとは思いますが、ここまで歪んで来ると、その解消法はいくところまでいかなきゃ出てこない気がしています。

 沖縄は本当に良いところだと思います。

 ただただ、大好きです。

 だからこそ、この距離を埋める役割を果たしたいと思うのですが、いざとなると何もかけません。

 今回の大城様の書き込みは大変嬉しく思います。距離を縮める、事実を知らせるその役割はテレビや新聞がするのが一番ですが、その役割を果たす力も無いようです。
 大城様、またお越しください。コメントください。その中からその距離を縮めることが出来そうに思いますのでよろしくお願いします。

 ありがとうございます。
Posted by 五十鈴屋 at 2011年03月11日 09:21
貴方達は紳士ぶった偽善者です。こんなネット上で語る事しか出来ないんでしょう。沖縄は沖縄だけで何も出来ないみたいな事言ったり、沖縄を本土と比べていろいろ劣ってるとか、本土並になって何が幸せなんでしょうか?物質的な豊かさを追い求め人としての優しさを失った日本人に全く魅力を感じません。沖縄の多くの人は貴方のような理屈で物事をゴリ押しする内地の人が大嫌いです。また、大城のような基地利権者も大嫌いです。最後に、日本はそんなに世界に誇れる国でしょうか?戦後アメリカによって行われた政策のお陰もあって一次経済が良くなりましたが現在では借金大国の仲間入りし、医療福祉では北欧などの先進国と比べてもまだまだ発展途上国と言っても過言じゃありません。核家族かが進み人としての優しさしさもどんどん失いつつある日本人が沖縄の事を語らないで欲しいです。沖縄はまだ本土の人間より心が豊かな人が多いのは間違いないです。
Posted by 山田 at 2011年03月25日 13:55
 山田様、初めまして、ご覧頂きコメント頂き有難うございます。

 まずは言いたいことは、私は沖縄の方が大好きです。
 人からもらった新婚旅行と、仕事で何度か行くことができましたし、最初の沖縄体験は当山さんに体験させていただきました。
 そして平和の礎を知らないことを大いに恥じましました。
 紳士ぶった偽善者に感じさせたこと、申し訳なく思います。
 何度も沖縄については書きたいと思いますが、なかなかむずかしいのが現実です。

 前に紹介した、『母の遺したもの』
宮城晴美著 
高文研;四六判286ページ

 第一版と第二版では、肝心なところが削除されていました。

 調べると古本扱いです。

 それも沖縄と日本の現実だと思います。

 このコメントにお返事いただければ有難いと思いますので、またお越しください。

Posted by 五十鈴屋 at 2011年03月26日 12:35
 はじめまして。スナメリと申します。
色々と政治関連の情報を探しているうちに、こちらにお邪魔しました。

 現在、東北大震災のニュース一色で全国民のみならず、世界中の人々が日本と震災、そして原子力に注目していることは、ある意味意義あることだと思います。

 他方、棚上げになったままの普天間問題やTPP、国防、デフレ不況など現在進行形の課題が山積していることも事実で、それらを政府がちゃんと頭に入れているのか不安に感じる今日この頃です。

 いきなり話がずれてしまいましたが、コメントを読ませていただいている中で、山田さんが書かれたことでちょっと気になることが数点。

@「沖縄は沖縄だけで何も出来ないみたいな事言ったり」

→ブログ主である五十鈴屋様は、こう書かれています。『そして当時の宜野湾市長はその声に答え、代替え地を探します。しかい見つからず、直接米軍に交渉します。県や国ではなく、市が直接アメリカ軍隊と交渉した結果、約1キロ離れた米軍家族用の軍用地のうち八千坪を校舎用に日本に返還することが決まり、防衛施設庁との協議で移転費用も確保したとのことです。
 地方自治体の首長に過ぎない市長さんが、米軍と話をつけ学校建設地を確保し、防衛庁と話をつけ建設費用を確保と、市長が結果を出す沖縄の現実の凄さです。』

 沖縄は沖縄だけでは何もできないと言ったりしていません。それを邪魔する存在があるとおっしゃっているのでは?

A物質的な豊かさを追い求め人としての優しさを失った日本人に全く魅力を感じません。沖縄の多くの人は貴方のような理屈で物事をゴリ押しする内地の人が大嫌いです。
 
 →物質的豊かさを求め、精神的タガが完全に緩んでしまった日本人が多い事は率直に認めるところです。ただ、何事も前に進めるためには、現実を直視した理屈(論理と言わず敢えて理屈と言いましょう)は必要です。そして、「内地」と言う言葉でひとくくりにしてしまうのは、単なる逆差別につながりませんか?
 私はこれらの根底には、日本の偏った教育が大きく暗い影を落としていると考えています。

B戦後アメリカによって行われた政策のお陰もあって一次経済が良くなりましたが現在では借金大国の仲間入りし、医療福祉では北欧などの先進国と比べてもまだまだ発展途上国と言っても過言じゃありません。核家族かが進み人としての優しさしさもどんどん失いつつある日本人が沖縄の事を語らないで欲しいです。沖縄はまだ本土の人間より心が豊かな人が多いのは間違いないです。

 →借金大国とはどういう意味でおっしゃっていますか?国債の発行残高ですか?菅首相の「ギリシャと同じように破たんする」などと言う言葉をそのまま信じておられるのでしょうか?
 日本の国債発行残高は、900兆円を超えます。よくメディアで、「国民一人当たり7百数十万円の借金が・・・」と紹介されますが、国債というものの性質をしっかりと理解しないと、マスメディアの垂れ流し情報に騙されてしまいます。
 国債に対する日本国の個人金融資産は1400兆円。これで一気に財政赤字解消という話にはなりませんが、これだけの財産が存在することもまた事実。
 問題は、日本国の将来像が示されない中で過度の自由主義が進み、需要と供給にギャップが生まれることで、デフレ不況が発生していることです。
 アメリカの政策のおかげでとおっしゃいますが、実際に働いたのは日本人です。世界トップクラスの製品を作り上げ、国際的信用を手にしたのは、まぎれもなく日本国民自身の力です。そして日本政府を構成する国会議員を選んできたのも、選挙権をもつ日本人自身です。
 福祉でよく引き合いに出てくる北欧諸国ですが、税金の額も違えば人口も経済規模や構造、地理的条件も、日本とは全く違います。もちろん日本の福祉が十分とは決して言えませんが、国民皆保険の日本の福祉が発展途上国というのもどうなんでしょうか。それに北欧諸国は福祉以外で、色々問題を抱えています。
 福祉にしても何にしても、「単一分野」それだけで語られても、あまり実効性があるとは思えません。経済・外交・防衛・福祉・教育、その他あらゆる要素を踏まえた大きな方針があって、その中で初めて現実的な政策というものが作れるのです。

 今回の東北大震災では、日本中から被災地へ義援金や物資が提供され、自らの危険も顧みず原発の最前線で作業しておられる人々が多数いらっしゃいます。被災された方々も、お互いに協力し合いながら必死で毎日を生きておられます。
 世界中から、日本の危機を知って援助の手が差し伸べられています。
 これは単なる同情ではありません。日本が戦後60年以上、世界に向けて様々な貢献をしてきたことを、世界の皆さんが知っているからです。そんな我が国を誇りに思えないのですか?
 その現実を知ってか知らずか「沖縄はまだ本土の人間より心が豊かな人が多いのは間違いないです。」というのは、大変不躾なお言葉ですね。
 「誇れる国ですか?」ではありません。「誇りを持たなければならない」のです。
 例えば毎年行われる沖縄の成人式。当地にお住まいである山田さんが一番ご存知でしょう。沖縄県民としての「誇り」を持っていれば、彼らはあんな振る舞いをし、全国に発信されることを望むんでしょうか?

 沖縄県内基地反対の意見はメディア等でも良く聞きますが、「基地移設自体反対」というデモが数百〜千人単位で開催されている様子は、自分でインターネットで検索しないと見ることができません。
 他の方のブログにコメントされるのであれば、尚更感情的ではなく、論理的なコメントが必要であると、私は考えます。

 私は本州在住ですが、もし国防上必要と言うことで論理・安全対策がしっかり議論されるのであれば、自県内に米軍基地移設は受け入れやむなしのスタンスです。
 そして、米軍基地の負担のほとんどを背負っておられる沖縄の皆さんには、常々感謝と敬意を払っております。

 県外の者が沖縄県について語る論は、理屈だから駄目ですか?沖縄県民以外は、何も話せなくなってしまいますね。

 もっと広い視野を持って欲しいと思います。


 ブログ主である五十鈴屋様。
 長文・乱筆、大変失礼致しました。
Posted by スナメリ at 2011年04月03日 13:01
スナメリ様、初めまして、数あるブログのなかでここにコメントいただいて感謝します。

山田さまのおっしゃること、これも沖縄の方の正直なお気持ちだと思います。

戦後の日本人が、正しいとは思えないことを正しいとしているのは、戦後を生きた日本人が歴史をないがしろにしたからだと思っています。

その大きな原因のひとつに偏った教育はあります。
と言って、それを行っている人に選挙違反をさせて、逮捕された人が教頭先生になれて、させた人が良識の府と言われたところの長になれているのが、今の日本の現実です。

それをおかしいと気づいた人が、これからを生きる子どもたちに、

ありがとう、

と、言われるように、出来ることからやりたいと思っています。

スナメリ様、またお越しください。

Posted by 五十鈴屋 at 2011年04月03日 14:14
はじめまして、五十鈴屋さま。
沖縄県民です。
沖縄での基地問題とは、本来基地から派生する騒音や事故、米兵による事件などを如何に抑制するかでした。

悲しいかな、その本来の目的がいつしか、基地の撤去へとすり替わってしまったのです。

基地さえなくなればすべて上手くいく
沖縄以外の者が口を出すな
沖縄は本土に差別されている

これは基地問題をすり替えた皆さんに共通した思考だと思います。

私は「差別」を叫ぶ者たちこそ、逆に差別を生み出している張本人だと思うのです。

本土と沖縄の間に溝を作り出し、沖縄を切り離したいという汚泥のような意思が沖縄に滞留し、それを腐臭を放つマスコミが後押しをし、異論を許さない、報道しない言論の封鎖空間と同調圧力がいまだこの島を支配し続けているのです。

私は基地を認めても基地被害は認めていません。
だからこそ、感情に訴えるだけの「市民」の活動に心から危惧を覚えるのです。

ご参考までに地元ニュースのひとつを。
普天間第二と同じ臭いのするニュース。
イデオロギー成就が市民の安全より優先されるという、あの方面の方々特有の行動です。
ご覧ください。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-04-13_16613/

Posted by ボギー at 2011年04月14日 07:53
 ボギー様、お越しいただき有難うございます。

 沖縄に住む人も本土に住む人も、マスコミについては、同じ構図にあるように思います。

 マスコミが、報道しない権利を行使するので、普通に暮らす人が正しい認識を得ることができなくなってしまっている。

 私には、マスコミによる洗脳に見えます。

 沖縄タイムスの記事見ました。
 本土では大地震だけで、この出来事を知る人は皆無といえるのでしょう。
 それぞれ報道しない自由を行使しているように見えます。

 自分の思想達成のためには、トモダチ作戦を行ってくれているアメリカ軍が危険になってもかまわない。
 一番の驚きは、

 公園管理の面でも、宜野湾市施設管理課の職員は「たこ揚げと一緒。危険はない」として中止を求めなかった。

 島と本土の溝は深いと感じさせます。

 又知らせてください。

 有難うございました。


 一年ほどすれば、新聞社はその存在が無くなっていくのではと思います。

 
Posted by 五十鈴屋 at 2011年04月14日 08:42

普天間第二小学校に子供を通わす一児の母です。
普段から疑問に思っていた”隠された真実”は、やはりあるのですね。

なるほど我が子は、抗議に必要な“餌”なワケですね。

大城様、ボギー様は沖縄の方とのことですが、非常に冷静かつ真実に基づいた客観的ご意見をされていて素晴らしいと思います。

しかし多くの沖縄の人には、私が本土出身のため基地に関する事や戦争にまつわる事実を一切 語ることを赦されていません。

地域の人が正しい認識を得られないのは、メディアのせいだけとは限りません。
琉球王国時代から戦いを好まない人種だという云われもあるためか、県民性というべきか、自ら情報収集をしたりすることもなく、また、事実を知りたいという欲求もなければ認めるということもしません。

私個人では、今まさに頭上に飛び交う戦闘機よりも、このような沖縄の人々の歪んだ感情と浅慮による偏見の中、子供にどう影響していくかのほうが心配です。

一方、メディア好きの普二小校長は、写真を撮られる度 誇らしげに目を輝かせ、任期を過ぎてもなお学校に留まっております。


Posted by sagwa at 2011年05月13日 15:23
 sagwa様。

 コメントいただき有難うございます。

 >普天間第二小学校に子供を通わす一児の母です。

 有難うございます。

 当事者の方からコメントいただけるなど光栄です。

 私は本当に沖縄が好きなんですが、ただ好きなだけだったので、アメリカの支配下にあった沖縄が、命がけで日本に戻る行動をされた方がいたことさえ知ら無かったことを知ったとき、本当に申し訳なく思いました。

 銃剣とブルドーザー

 それを行ったアメリカ

 歴史を知らずして語っていて、結果的に普通に暮らす人を洗脳していると言われても仕方の無い状況を変えるために少しでもという気持ちです。



 
Posted by 五十鈴屋 at 2011年05月13日 19:05
初めまして、嘉手納町在住の宜保と申します。
普天間第二小学校をなぜ移転しないのか調べているうちにこのブログにたどり着きました。
まず言える事は、政治の犠牲になっている小学校を早く移すべきだと思います。
自国を守れない国だからアメリカが居るのは事実で、客観的に見ても、アメリカ軍がいなければ中国などに侵略されていたかもしれないのも事実です。今となっては人口も増え、基地が邪魔になってしまっているのも事実。こればっかりはどんなに議論しても話は進まないと思います。
一つ言える事は、憲法を改正し、自国の軍隊を持つことが出来れば、すべてが解決するのだと思いますが、それさえも反対する沖縄県民に言葉がでません。軍隊というものは徴兵というイメージが強いですが、志願制の軍隊を持つ事で、強力な軍隊を作り上げる事が出来ると思います。
いいかげん作られた憲法を改正すべきだと思います。としよりの政治家ではなく、若い力が日本には必要です。なんとか憲法改正を…。
Posted by 宜保 at 2011年05月27日 01:53
初めまして、宜保様。

沖縄県民のかたに続けてコメント戴けたこと、本当に嬉しく思います。

内地もそうなのですが、疑問を持ちなぜだろうと思う人が少ないから解決しないことだと思っています。

沖縄がアメリカ完全支配の戦後を経験し、それから日本国沖縄県となるために命がけで行動した島の人がいたことなど数年前まで知りませんでした。

問題ならば原因を探り、解決方法を探り、確実に実行すること。

基地と小学校が隣どおしで子どもたちの命が危険。

ならば基地を移転するか小学校を移転するか、ただそれだけなのですが、決まっていた、アメリカ軍基地を払い下げての小学校移転もなくなり、基地の移転もなくなりました。

基地のことだけでなく、今、問題だとされいることは、若いかたが、年寄りを犠牲にしてでも解決しなければいけないと思っています。

こんなになってしまった世をこれからを生きていくのは、子どもたちです。

そんな世になった原因を解決せず、解決できず、解決しようとせず、お年寄りが犠牲にならねば解決しないのであれば、これからを生きる子どもたちのためには致し方ないことだと思います。

これからを生きる子どもたちに責任はありません。

また、お越しください。


Posted by 五十鈴屋 at 2011年05月28日 14:47
普天間基地の歴史・成り立ち
http://www.futenma.info/history.html

市町村別国勢調査人口の推移
宜野湾市
昭和25年国調(1950年) 15,930
平成17年国調(2005年) 89,769
http://www.pref.okinawa.jp/toukeika/pc/2/estimates_kokusei.html

中心地の普天間小学校の児童数も限界に近づいていたことから計画され、1969(昭和44)年に分離開校しました
http://futenma2-e.ginowan-okn.ed.jp/detail.jsp?id=20829&menuid=6262&funcid=1

---------

基地の周りに町ができたと言うのが基地問題の本質だと思うのですが。
基地が無くなったら人口半分以下になりそうですね。
本当に子供のことを考えるのなら小学校の移転を考えるべきなのに・・・。
Posted by N at 2011年08月19日 20:19
N様。

知ろうとすれば誰でも知ることができる明らかな現実があるのに、知らないと言うことは悲しいことです。
Posted by 五十鈴屋 at 2011年08月20日 11:06
>>地方自治体の首長に過ぎない市長さんが、米軍と話をつけ学校建設地を確保し、
>>防衛庁と話をつけ建設費用を確保と、市長が結果を出す沖縄の現実の凄さです。

事実誤認があるようなのでそこを指摘
「建設費用を確保」と有りますが学校移転費用を国に補助受けられないかの問い合わせに
当時の文部省は「ダムや道路建設、過密校の解消に学校移転するなら国の補助は受けられるが『基地被害』での移設には補助出せない」つまり
「移設するなら全額自治体負担で」と国会で答弁されています
防衛施設局が言ってたのは(基地内に造るなら)(児童の移動手段としての)スクールバスの運用費用出せるといったところです
ちなみに沖縄の軍用地の大半は民間人の土地を防衛施設局が借り上げて米軍に提供する形を取って居るので
買い上げではなくずっと賃貸契約なのですが
基地返還後もその賃貸契約が続くのか法的整備がなされていないので
学校建設に当たり自治体が購入するのか賃貸するかがはっきりしてない事です
その辺のやり取りは下記のブログで国会答弁の記録掲載されているので参考に
http://foo-champloo.iza.ne.jp/blog/folder/266031/
1から3まで有って全部読むのは大変かもしれませんが
産経新聞が「反対派のせいで小学校移設頓挫」と言うのが恣意的に記事書いた事がわかります
Posted by 金城 at 2011年10月30日 09:53
フェイスブックでこの記事のことを知りました。
この記事を私のブログに転載したいのですが御許可を
いただけないでしょうか。
Posted by 伊是名恵子 at 2013年10月20日 11:03
伊是名恵子さま、

お越し頂きましてありがとうございます。

許可をもらう必要ございません。

ご自由になさってください。

どちらかくらいは、知りたい氣もいたします。

井上郁朗
Posted by 五十鈴屋こと井上龍夫 at 2013年10月21日 07:54
伊是名恵子さま、
フェイスブックで今お友達の申請をしました。
Posted by 井上龍夫 at 2013年10月21日 23:41
開戦
Posted by 天皇陛下 at 2014年11月09日 13:17
開戦ですね。
Posted by 井上龍夫 at 2014年11月10日 17:21
年に数回、沖縄を考える時にここに来ています。
普段、沖縄を考える立場ではないけれど基地や安全保障を考える時に
参考にしています。
末永く末永く残って欲しいサイトです。
Posted by たかー at 2017年05月12日 01:19
たかーさま、ここで発言する事を疎かにしておりましたが、今日久しぶりに日本の劣化を加速させるメディアの在り方を書いておりましたら、コメント頂いておられたのをひと月遅れで知り、申し訳ないです。そして、有り難うございます。

私も今年53歳、私生活の混乱があったこともあって、発信するという姿勢から少し引いておりました。

有り難うございます。
Posted by 五十鈴屋 at 2017年06月12日 12:03
Posted by 五十鈴屋 at 2017年06月12日 15:21
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