2017年11月17日

長女が成人の日に。

seesaa_profile_iconいつものようにくだくだと酒を呑み、目覚めた長女の二十回目の誕生日。

変わらぬと言えば変わらぬ下らないいつもの朝、しかし二十年前の今日、長女はこの世に生を受ける。

今でも忘れないあの日、宮崎、日南市、最高の相棒とともに仕事をし、出産の知らせを聞き、翌日戻ってきて、相棒とともに産婦人科へ、

産婦人科では真っ先に顔を見るべき父親なのに、翌日相棒と訪れた病院では、「お前が先に入って」と産婦人科の病室に相棒を先に入らせ、いつもの横暴な自分は消え失せ、腫れ物にさわるようなヘタレな父親がいた。

可愛いとは思えなかった。

何だこの猿みたいな顔は、

それが、宝物を初めてみた素直な氣持ちだった。

しかしそれからは、三十三まで味わったことがない、愉しく佳い氣持ちをずっと与えてくれた。

最高の宝物、

陳腐な言葉だけども、自分の人生いい加減であったにしろ、まさに~様の贈り物のような日々を与えてくれた。

其の日から二十年、連絡先も知らぬヘタレな父親。

けれど、~様の贈り物である氣持ちに変わりはない。

ヘタレな父親だけれども、私が初めて出会った~様の贈り物。

二十歳といえば、成人とされる歳。

大人としての第一歩の歳。

其の日に、父親として何もしてあげられない、ヘタレな父親がここにいる。

~様は、五つの宝物を僕に授けてくれた。

其の最初の宝物。

一緒にいる事は出来なくなってしまったけれども、五十三年間の人生で、宝物であることに変わりはないし、これからも変わりない。

最初の宝物を授かって二十年。

私も成人せねばいけないと、~様が贈ってくれた日。

                     平成二十九年十一月十七日

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posted by 五十鈴屋こと井上龍夫 at 09:50 | Comment(0) | 日記
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